橋梁点検調書作成を支援する無料ツールをVectorでも公開しました
維持DXで公開している橋梁点検調書支援ツール群を、外部ソフト配布サイトのVectorでも公開しました。
Vector掲載ページはこちらです。
今回公開しているのは、国交省橋梁点検調書に関するExcel作業を支援する無料版ツール集です。
様式1・様式2の作成支援、評価結果一覧の作成、旧様式からR6/2024様式への基本情報移行、修正した調書間の整合確認などを補助します。
この記事では、どのような作業を補助するツールなのか、利用前に確認してほしい点も含めて整理します。
橋梁点検調書支援ツールをVectorでも公開しました
維持DXでは、橋梁点検調書に関するExcel作業を支援するツールを公開しています。
これまでは、維持DXサイトやGitHubを中心に案内していました。
今回、外部ソフト配布サイトのVectorでも公開されたことで、橋梁点検調書支援ツールを見つけやすくなりました。
Vector掲載ページはこちらです。
ただし、Vectorに掲載されたからといって、ツールの正確性や成果品の品質が保証されるわけではありません。
本ツールは作業補助を目的としたものです。
出力結果は必ず利用者自身で確認してください。
どんなツール集なのか
今回Vectorでも公開したツール集は、国交省橋梁点検調書に関するExcel作業を支援する無料版ツール集です。
主な内容は次のとおりです。
- 様式1・様式2の作成支援
- 評価結果一覧の作成
- 旧様式からR6/2024様式への基本情報移行
- 修正した調書間の整合確認
各ツールはExcelマクロ形式で動作します。
ランチャーから必要なツールを開いて利用できます。
橋梁点検調書の作成では、Excel上での転記、写真貼付、一覧作成、旧様式からの情報移行、修正後の整合確認など、細かい作業が多く発生します。
このツール集は、そうした作業を少し軽くするための補助ツールです。
支援できる作業
このツール集では、主に次のような作業を補助します。
- 橋梁諸元などを様式1へ転記する作業
- 様式2へ写真やコメントを貼り付ける作業
- 統合マスタから評価結果一覧を作成する作業
- 旧様式からR6/2024様式へ基本情報を移す作業
- 修正後の調書と統合マスタを比較し、差異を確認する作業
橋梁点検調書の作成では、一度作った調書をあとから修正する場面も多くあります。
そのときに、
- 調書側の修正
- 一覧表側の修正
- 旧成果からの転記
- 評価結果一覧との整合
- 修正後ファイル同士の確認
がバラバラに発生しやすくなります。
維持DXの橋梁点検調書支援ツール群は、こうしたExcel作業の一部を補助するためのものです。
ただし、点検判定や成果品の正確性を保証するものではありません。
最終確認は必ず利用者自身で行ってください。
無料版でできることと制限
このツール集は、無料版として試せるようにしています。
ただし、無料版には件数制限があります。
また、大量処理や個別様式対応は無料版の対象外です。
基本的には、国交省様式を前提とした補助ツールです。
そのため、
- 自治体独自様式
- 元請独自様式
- 独自に改変されたExcel様式
- 想定外のシート構成
- 大量処理
- 個別運用に合わせたカスタマイズ
などは、無料版の範囲外になります。
実務導入前には、必ずコピーしたデータやテストデータで動作確認してください。
業務ファイルでいきなり実行するのは避けてください。
対応していないこと
このツール集は、橋梁点検調書に関するExcel作業を補助するためのものです。
次のような処理には対応していません。
- 自治体独自様式
- 元請独自様式
- PDF解析
- CAD処理
- OCR
- AI判定
- 点検結果の自動判定
- 成果品の正確性保証
- 完全な電子納品チェック
これらは無料版の範囲外です。
特に、点検結果の判定や成果品の正確性は、ツールが保証するものではありません。
Excel上の作業を補助することと、点検成果の内容を保証することは別です。
出力結果は必ず利用者自身で確認してください。
なぜVectorにも公開したのか
維持DXサイトだけでは、必要な人に届きにくいことがあります。
GitHubは便利ですが、建設コンサル実務者や土木実務者にとっては、なじみが薄い場合もあります。
そこで、外部ソフト配布サイトであるVectorにも掲載しました。
Vectorにも掲載することで、
- 維持DXサイト以外からもツールを見つけやすくなる
- GitHubに慣れていない実務者にも案内しやすくなる
- 外部配布サイトに掲載された公開ツールとして示しやすくなる
- 無料ツールのDL導線を増やせる
という意味があります。
ただし、Vector掲載を過度に権威付けするつもりはありません。
Vector掲載済みだから安全、という意味ではありません。
最新版情報や補足説明は、維持DXサイト側でも確認してください。
Vector掲載ページはこちらです。
利用前に確認してほしいこと
利用前には、次の点を確認してください。
- Excelマクロを含むため、環境によってはマクロのブロック解除が必要になる場合がある
- 業務ファイルでいきなり試さず、必ずバックアップやコピーで試す
- READMEや免責事項を確認する
- 出力結果は必ず人間が確認する
- 無料版の件数制限を理解したうえで使う
- 対象外様式では期待通り動作しない場合がある
Excelマクロは、WindowsやOfficeの設定によってブロックされる場合があります。
また、ツールが出力した結果を、そのまま成果品として扱うのは避けてください。
本ツールは作業補助を目的としたものです。
点検結果・判定・成果品の正確性を保証するものではありません。
出力結果は必ず利用者自身で確認してください。
維持DXでは橋梁点検以外の土木実務ツールも公開していきます
橋梁点検調書支援ツールは、維持DXの最初の公開ツール群です。
ただ、維持DXで扱いたいのは橋梁点検だけではありません。
土木実務では、ExcelやWordまわりに小さな手間が多く残っています。
例えば、
- 土量計算
- Excel帳票の転記
- Word帳票の作成
- 成果品一覧の整理
- 電子納品前のファイル確認
- 技術者情報や資格経歴の整理
といった作業です。
すでに、土量計算マクロなど、橋梁点検以外の土木実務ツールも追加し始めています。
今後は、Excel・Word帳票まわりの小さな実務支援ツールも増やしていく予定です。
維持DXでは、巨大なシステムではなく、現場に残る小さな手間を減らすことを重視しています。
まとめ
橋梁点検調書支援ツール群をVectorでも公開しました。
今回公開しているのは、国交省橋梁点検調書に関するExcel作業を支援する無料版ツール集です。
主に、
- 様式1・様式2の作成支援
- 評価結果一覧の作成
- 旧様式からR6/2024様式への基本情報移行
- 修正した調書間の整合確認
を補助します。
各ツールはExcelマクロ形式で動作します。
ランチャーから必要なツールを開いて利用できます。
ただし、無料版には件数制限があります。
自治体独自様式、元請独自様式、PDF解析、CAD処理、OCR、AI判定には対応していません。
本ツールは作業補助を目的としたものです。
出力結果は必ず利用者自身で確認してください。
Vector掲載ページはこちらです。
維持DXノートについて
維持DXノートでは、建設コンサル実務や土木実務で使うExcel/VBAツール、Word・Excel帳票の整理を支援する小さなツールの開発メモを公開しています。
無料ツールは維持DXサイト内の記事からも確認できます。
個別様式や社内運用への対応が必要な場合は、内容に応じて個別相談として検討しています。

コメント